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大學の名言
「大學」(だいがく)
儒教の経書の一つ。
遠き昔、英明な徳を天下に明らかにしようとした者は、
まず一国の名君としてその国を平安に治めた。
一国を平安に治めようとした者は、
その前に一家の長としてその家族をよくまとめた。
家族をよくまとめようとした者は、
それより前にみずからを律して人格を修めた。
みずからを律して修めようとする者は、
それに先だって自分の心を正しくした。
自分の心を正しくしようとする者は、
さらにその前に自分の意志を誠実にした。
自分の意志を誠実にしようとした者は、
さらに先だって知識や知恵を明晰にした。
知識や知恵を明晰にしようとする方法は、
ものごとを正しく受け止めることであった。
上は天子より下は庶人に至るまで、
一切みな修身をもって本とする。
君子はまず第一に徳を慎む。
徳あれば衆心これに帰服す、
ゆえに徳あれば人ありという。