一流になってみないと、
仕事の楽しさもほんとうにはわからない。
戦略の要諦は、
「何を捨て、何をとるか」である。
定量化(数値化)しないで、
定性的(感情論)なまま話し合っていたのでは、
いつまでたってもまとまらない。
やはり何事も数字に落として、
すなわち定量化して初めて議論になる。
バカに見えたら困るかもしれないけれど、
一見して近寄り難いまでのキレ者ぶりは、
人間関係には明らかに邪魔である。
中途半端に戦略的に生きてしまうと、
人生、逆に危ないし、味もなくなる。
何事にも必ず、
コツがある。
本当に何かを身につけるには、
誰かから教えられてもダメで、
あくまで自分で事の本質をつかんで、
学び取るしかない。
物事には「形から入るしかない」
ということもある。
理屈抜きに「やるっきゃない」段階も、
ムダではない。
しょせん戦略というのは、
いま持っているものをどう組み合わせるか、
でしかない。
どこかから手を抜いて、
そのぶんをどこかに集中させることで、
結果としてより大きな成果を得る。
いってみれば、戦略の本質はこれだけのことなのだ。
仕事は、目のつけどころを間違って始めてしまうと、
例外なく泥沼になる。
最初から方向がズレていたら、
みんなが仕事を一生懸命にやればやるほど、
にっちもさっちもいかない状況になっていくのは、
当然のことである。
仕事を始める前に、問題点は何か、どう進めるか、
とじっくり考える習慣を身につけるのはもちろん、
途中で目のつけどころが間違っていたと気がついたら、
迷わず仕切り直す姿勢が必要だ。
仕事を進めていくときには、
すべてが最初の計画どおりにいくことは、
絶対にありえない。
必ず何らかのトラブルが発生する。
私の経験からいわせていただくと、
これにも例外というものがない。
いわば確率100%の、
「ビジネスの現実」である。
いったん正しく課題を設定できたら、
もう問題は解決したも同じなのである。
手馴れたコンサルタントは、
このことをよく知っている。
手法をあれこれ考えることよりも、
まずは正しい課題設定を。
彼らは、仕事のどこに目をつけるか一つで、
その後の展開がガラっと変わってしまうことを、
経験上から熟知しているのだ。
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