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神辺四郎の名言
「神辺 四郎(こうのべ しろう)」(1946〜)
日本語・漢字の研究・執筆のかたわら、
世界の宗教や民族紛争に関する著書を多く出版する人物。
(出典:「BOOK」データベース)
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貧乏が怖くては、
生きがいはみつけられない。
不安も悩みもない人なんて、
いやしない。
あきらめたら、
全部がゼロになる。
成功、不成功が、
一体なんだ?
おそく咲いても、
花は花。
人は本来、
自由に「自分」を生きてよいはずのものである。
自分の考えが他人の考えより、
優れているとか正確であるという根拠は、
一体どこにあるのだろうか。
他人の行動が私たちをイライラさせることよりも、
私たちの行動が他人をイライラさせることの方が多いかもしれないのだ。
私が他人の行動に不満を示すのは自由だが、
彼らが私の行動に不満を示すのも自由である。
人間関係が思いどおりにいかないとき、
なぜ私たちは他人が変わるべきだと短絡的に思い込むのだろうか。
その理由はじつに自己中心的である。
変わる義務を他人に押しつければ、
私たちは自分を変えるという面倒な作業から解放されるからだ。
他人が私の正当な権利を侵害しないかぎり、
たとえ他人の行動が不満でも、
他人ではなく私が変わるべきだ。
変わる必要があるのは、
他人ではなく自分であることを受け入れるまで、
私たちは見当違いの努力のために、
貴重な時間を無駄にすることになる。
やっかいなことに、
かなり多くの人が寛容の精神を身につけていない。
彼らの行動が人に危害を加えたり、
迷惑行為であったり、人権侵害であったりする場合を除けば、
何をしようと彼らの自由であり、
私たちがどうこう言う筋合いの問題ではない。
私たちは他人の行動を好きになる必要もなければ、
他人の価値観に同意する必要もない。
しかし、他人をあるがままに受け入れることは、
精神衛生のために不可欠な心がけである。
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