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ラ・ロシュフコーの名言
「ラ・ロシュフコー」(1613~1680)
人間の生き方を探究したフランスのモラリスト文学者。
辛辣な人間観察が作品の特長。
ラ・ロシュフコーと並び、モンテーニュ、パスカル、ラ・ブリュイエールなどが、
代表的なモラリストとして知られています。
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人はみな記憶力の乏しさを嘆く。
しかし、誰も判断力の乏しさを嘆かない。
才があって愚かな人はいるが、
分別があって愚かな人は決していない。
わずかな言葉で多くを理解させるのが、大人の特質であるなら、
小人はこれとは逆に、実に多くの言葉をしゃべりたてながら、
相手に何一つ伝えないという天与の才能を持っている。
この世でもっとも幸福な人は、わずかなもので満足できる人である。
なぜなら、欲しいものが多ければ多いほど、
満足するには、限りない財宝の山が必要になるからである。
好調な時は充分に楽しみ、不調な時は気長にかまえる。
よくよくの場合でない限り、決して荒治療はしないことである。
人は理性でしか望まないものは、
決して熱烈には望まない。
我々は、どちらかといえば、
幸福になるためよりも、
幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているようである。
賢者は征服するよりも、
深入りしないことを得策とする。
自分の内に安らぎを見出せない者が、
それを外に求めても無駄である。
世間なんか、なくってもやっていけると考える人は、
よほど自分をだましている人間である。
しかし、自分がいなければ、世間はやっていけないと思う人間は、
それ以上に間違っている。
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