「レオ・バボータ(Leo Babauta)」
「レオ・バボータ」は、世界トップ100にもランクインした人気ブログ「Zen Habits」のサイト運営者、作家。やることを減らし、ラクに豊かに生きる「シンプルライフ」の提唱者であり、多くの人々から支持を集めるカリスマブロガーとして知られる人物。2007年に世界ブログ総合大賞を受賞。主な著書に「減らす技術 もっと少なく、もっと小さく、もっと価値あることを」などがある。 (参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス) |
今までよりもずっとシンプル、それでいて、
自分が望むことを達成できる人生。
そんな人生を手に入れるための解決策はひとつ。
自分が受け入れることに、
「制限を設ける」こと。
つまり、すべてをやるのではなく、
大切なことだけに集中して、
自分の時間を最高に効率よく使うことだ。
人生はシンプルなほどいい。
余計な雑音を排除すれば、
自分の好きなことを楽しめる。
仕事もシンプルなほど調子が出る。
文章だって、シンプルなほど力強く訴えかける。
余分な言葉をどんどん削っていけば、
核となるアイデアを伝えるのに、
必要な言葉だけが残る。
私が人生に求める「シンプル」とは、
やることそのものを減らすことだ。
人生をシンプルにする2つのステップ
1、大切なことを見極める
2、それ以外のものを取り除く
基本はつねに、この2つのステップだ。
「大切なこと」だけに集中して、
それ以外は取り除いてシンプルにする。
これだけであなたの毎日は楽しくなる。
ストレスだって減る。
それに以外だと思うかもしれないが、
今までよりずっと生産的になれる。
やり方はいつも同じ。
「一度にひとつ」のゴールだけに集中すること。
すると、壁はどんどん崩れていく。
私はこれをワン・ゴール方式と呼んでいる。
あれもこれもいっぺんに手を出さずに、
いつも「一度にひとつ」のゴールだけに集中しよう。
私たちは今、
「増やすこと」を求める時代に生きている。
もっとお金を稼いで、
もっと大きな家に住んで、
もっといい車に乗って、
もっとハイテク製品を買って、
もっと買って、もっと作って、
もっと働いて…。
毎日はかつてないほど目まぐるしい。
しかし、こんな人生を続けていたら、
必ずどこかで限界が来る。
一日はだれにとっても24時間。
それを超えることなんて、
どうしたって出来ない。
それなのに、世の中にはそんな限界を、
「挑戦」だと受け止める風潮がある。
しかし、「増やすこと」を追求しても、
最高の結果が得られるとは限らない。
問題はここだ。
「数え切れないほどの仕事をこなした」ことは、
「意味あることを成し遂げた」こととは、
イコールではない。
「とりあえず片っ端からやる」のはやめて、
あなたの人生に意味のあることかどうかを、
まず考えよう。
人生をまるごと変える必要なんてない。
そんなことが失敗に終わるのは目に見えている。
世間で紹介されている、
「生産性を上げるコツ」には、
順序があべこべのものが少なくない。
何をすべきかを考えるより、
とにかくなんでも手早く済ませることに終始している。
売りになっているのは、
急ぎのタスクを一気にかたづけるワザや、
洪水のように襲ってくる仕事や情報を、
次々とさばいていくテクニック。
しかし、そんなやり方では、
飛び込んできたものを、
何もかもやるはめになってしまう。
これでは仕事や情報に足をとられてしまうだけ。
つまり、他人のニーズや気まぐれに、
翻弄されるだけなのだ。
そうならないためには、何をするにもまず、
「本質に迫ることはなんなのか」を自問すること。
それでこそ、ものごとが正しい順序に整う。
新年を迎えると、
「あれをやろう」「これをやろう」
といろんな欲が出てくる。
しかし後で振り返ると、
実際には思い通りになっていないことが多い。
その理由は、ゴールをたくさん設定しすぎることだ。
年にひとつか2つのゴールに減らして集中しよう。
重要度が低いゴールには、
あとで取りかかればいい。
減らすことだけムキになってあせらずに、
ぜひ過程を楽しみながらやってみてほしい。
いらないものを減らしてシンプルにするのは、
人生を空っぽにするためではない。
本当にしたいことをするための余裕を持つためだ。
自分に欠かせないものは何なのかを、
しっかりとつかんでから、シンプルを目指そう。
マルチタスクであちこちに手を広げるより、
シングルタスクで「今はこれ!」と、
決めたことに集中した方が生産性は高まる。
まわりの世界が見えなくなるほど、
我を忘れて集中したことはあるだろうか?
時間が過ぎるのを忘れるほど没頭する、
これがいわゆる「フロー」と呼ばれる状態だ。
これは幸せになるためには欠かせない要素だ。
仕事でも趣味でも「フロー」に入れることがあれば、
幸せは手に入ったようなもの。
人が楽しめるのは、
ただ機械的に何かをしているときではない。
無我夢中で打ち込んでいるときだ。
だから最初のステップは、
熱くなれることを見つけること。
そして集中の邪魔になるものをまわりから取り除き、
「今はこれだ」と決めたことに没頭しよう。
一度にひとつだけ。
このルールは破るべからず。
一度にいくつも手を出せば成功は遠のく。
断言する。私自身の経験から言っても、
マルチチャレンジの成功率は0%。