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マキャベリの名言
「ニッコロ・マキャベリ」(1469〜1527)
イタリアのルネサンス期の政治思想家。
理想主義的な思想の強いルネサンス期に、
政治を宗教・道徳から切り離して現実主義的な政治理論を創始した人物。
代表的な著書に『君主論』、『戦術論』、
『ティトゥス・リウィウスの最初の十巻についての論考(ディスコルシ)』などがある。
(出典:ウィキペディア)
仮に運命が思いのままに人間活動の半分を裁定しえたとしても、
少なくともあとの半分か半分近くは、
運命が我々の支配に任せてくれている。と見るのが本当だ。
(「君主論」より)
君主足らんとするものは、
種々の良き性質をすべて持ち合わせる必要はない。
しかし、持ち合わせていると、人々に思わせることは必要である。
突然に地位なり何なりを受け継ぐことになってしまったものにとって、
心すべき最大のことは、何よりもまず最初に、
しかも直ちに、土台を固めることである。
君主は、悪しきものであることを学ぶべきであり、
しかもそれを必要に応じて使ったり使わなかったりする技術も、
会得すべきなのである。
個人の間では、法律や契約書や協定が、
信義を守るのに役立つ。
しかし権力者の間で信義が守られるのは、
力によってのみである。
われわれの経験では、
信義を守ることなど気にしなかった君主のほうが、
偉大な事業を成し遂げていることを教えてくれる。
武装せる予言者は勝利を収めることができるのであり、
反対に、備えなき者は滅びるしかなくなるのだ。
頭にしかと入れておかねばならないのは、
新しい秩序を打ち立てるということくらい、
難しい事業はないということである。
恩恵は、人々に長くそれを味わわせるためにも、
小出しに施すべきである。
権力を持った人々の間でも、最近に与えた恩恵によって、
以前の怨念が消えるなどと思う人がいたならば、
その人は取り返しのつかない誤りを犯すことになる。
君主たる者、
けちだという評判を恐れてはならない。
君主にとっての敵は、内と外の双方にある。
これらの敵から身を守るのは、
準備怠りない防衛力と友好関係である。
自らの安全を自らの力によって守る意思を持たない場合、
いかなる国家といえども、
独立と平和を期待することはできない。
人は、自分の持ち物が奪われたときよりも、
父親が死んだことのほうを、
早く忘れるものである。
人間というものは、自分を守ってくれなかったり、
誤りを正す力もないものに対して、
忠誠であることはできない。