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岬龍一郎の名言
「岬 龍一郎(みさき りゅういちろう)」(1946~)
評論家、ノンフィクション作家。本名:神 一行(じん いっこう)
人材育成のための「人間経営塾」を主宰。
官庁や企業の研修の講師を務める人物。著書も多数。
われわれは「いい生活」はできるようになったが、
「いい人生」を送っているとはいえないではないだろうか。
多忙こそが、
諸悪の根源である。
「金がすべて」の経済至上主義の発想は、
金銭出納帳の残高が黒字になればそれで万々歳であろうが、
人はなにも帳簿を黒字にするために生きているわけではない。
民主的といわれるものの代表に「多数決の原理」というものがある。
これは相対的に数の多い方に従うというもので、
その答えが絶対的真理でなくてもいいということである。
極端なことをいうなら、赤い紙を見せて「これは何色か」と問うた場合、
半数以上の人が「桃色だ」と答えたとするなら、
それは桃色になってしまうのである。
貧窮にあっても、
心は黄金のように。
身のほど知らずの欲望こそは、
身を滅ぼすもとであり、
心を惑わす元凶である。
儒教が人倫の規範として、
「仁・義・礼・智・信」を揚げて社会の秩序を築こうとする、
「為政の思想」であるのに対して、
老荘思想は、煩雑な規則から逃れて、
人生をいかに愉しむかという「癒しの思想」を説いたものといえる。