「王陽明」
(おうようめい / 1472 - 1529 )
「王陽明」は、中国の明代の儒学者・思想家。学問のみによって理に到達することはできないとして、仕事や日常生活の中での実践を通して心に理をもとめる、実践儒学の「陽明学」を起こした人物。陽明学は、江戸時代の日本にも伝えられており、大塩の乱を起こした「大塩平八郎」や、倒幕運動した幕末維新の志士に影響を与え、「吉田松陰」などが陽明学の実践者として特に知られています。 (参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス) |
実行の中にのみ学問がある。
行動しなければ学問ではない。
山中の賊を破るのは易く、
心中の賊を破るのは難し。
その人がどういうものを好むかで、
人を判断しなさい。
(原文…その好むところ見て、
以てその人を知るべし。)
君子は自身の考えを行動をもって示すが、
小人はただ口で言うだけに過ぎない。
(原文…君子は行いをもって言い、
小人は舌をもって言う。)
ただ静かに心を養おうとしても、
事が起これば、心は外の力で圧倒される。
人は常に実際に起こる物事の上で、
自己を磨くべきだ。
そうすることで心が確立する。
反省は病を治す薬だが、
大事なのは過ちを改めるということだ。
もし悔いにとらわれているだけなら、
その薬が元で別の病がおこる。
人生の大病は、
「傲」(ごう)の一字に尽きる。
※傲…思い上がること。
(原文…人生の大病は只だ是れ一の傲の字なり)