「老子」

(ろうし)


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「老子」は、古代中国の哲学者思想家。道教創案の中心人物として知られ、書物『老子』(老子道徳経/中国古典)の作者とされているが、経歴については不明な部分も多く、実際に存在した人物であったかどうか疑問視もされている。中国の言い伝えによれば、紀元前6世紀頃の人物とされており、道教においては神格として崇拝され、三清の一人「太上老君」の神名も持っている。また、司馬遷が紀元前100年頃に著した『史記』の「老子韓非列伝」に老子についてのもっとも古い言及が見られ、同書によると姓は「李」、名は「耳」、字は「伯陽(別表記もある)」であるとのこと。「老子」という名は尊称であり、「老」は立派又は古いこと、「子」は達人に通じるとの意味であると考えられている。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)



老子の名言一覧


河や海が数知れぬ渓流の

そそぐところとなるのは、

身を低きに置くからである。


同様に賢者は、人の上に立たんと欲すれば、

人の下に身を置き、

人の前に立たんと欲すれば、

人の後ろに身を置く。


かくして、賢者は人の上に立てども、

人はその重みを感じることなく、

人の前に立てども、

人の心は傷つくことがない。




自分の心がしっかりと落ち着いていれば、

どんなことがあっても、

深い谷のように、流れる水を

静かに受け入れることができる。




言葉にうまく表現できないものを、

あたかも見てきたように流暢に話せること自体が、

道を知らない証拠である。




つま先立ちする者は、長く立っていられない。

大股で歩く者も、長くは歩けない。




自分自身に満足することができ、

誰とも自分を比べず、誰とも競わなければ、

誰もがあなたを尊敬してくれることだろう。




誰かを深く愛せば、強さが生まれる。

誰かに深く愛されれば、勇気が生まれる。




自分の才知を見せびらかすのは、やめなさい。

たとえ才知があっても、世間一般の人たち、

あるいは常識と同調して生きなさい。




水は丸い器に入れれば丸くなり、

四角い器に入れれば四角になる。


万物に恩恵をあたえながら、

少しも自慢することなく、

つねに低い所へ位置する。

そのあり方はきわめて柔軟で謙虚だ。


それでいて硬い岩でも打ち砕く力を秘めている。

一見、主体性がないように見えるが、

その実つねに低いところへ流れようと

強固な主体性を秘め、

何も為してないように見えながら、

万物に恩恵を与えている。


時には水蒸気となり氷となって、

その姿は臨機応変、自由自在。

人間もかくありたいものだ。




今持っているものに満足し、

ありのままの姿を喜びなさい。


何も欠けていないと悟れば、

全世界が自分のものとなる。



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