「吉川 英治」(1892〜1962)
戦前から戦後にかけて活躍した日本を代表する国民文学作家。
「新書太閤記」(NHK大河ドラマ化)、「新・平家物語」(NHK大河ドラマ化&映画化)
「宮本武蔵」(NHK大河ドラマ&TVドラマ化&映画化)、
「私本太平記」(NHK大河ドラマ化)など、数多くの名作を現代に残しており、
司馬遼太郎と並ぶ日本を代表する歴史作家のひとりです。
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行き詰まりは、展開の一歩である。

楽しまずして、何の人生ぞや。

勝つは負ける日の初め、負けるはやがて勝つ日の初め。

登山の目標は山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、
かえって逆境の、山の中腹にある。

逆境を転じて、その逆境をさえ、前進の一歩に加えて行く。

晴れた日は晴れを愛し、
雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、
楽しみなきところに楽しむ。

人間とは、
一日中に何百遍も菩薩となり悪魔となり、
たえまなく変化している。

(もう駄目)
それをふと、自分の心に出した時が、
人生の難関は、いつもそこが最後となる。

百計も尽きたときに、
苦悩の果てが一計を生む。
人生、いつの場合も同じである。



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